金属用セルフタッピンねじ

おむすび形状（三角形）と独創的な湾曲したねじ山形状の融合により機械的性質、締結性能、作業性を向上。締結性能を新しい次元にまで高めたねじです。

マグネシウム合金へのセルフタップはめねじ成形時に切粉が発生するためセルフタップは難しいとされていましたが、特殊な先端ねじ山形状と広いねじ山ピッチにより切粉の発生を抑制しセルフタップを可能にしたねじです。

金属材セルフタップのスタンダードなねじ。Ｓタイト＜R＞を抜き取った後、小ねじのねじ込みが可能。

ねじ部の断面がおむすび形状(三角形）になっているため、ねじ込み時の抵抗が軽減されタッピンねじと比較して作業効率は大幅に向上します。

ねじ部表面を高硬度にすることにより、高張力鋼板ハイテン１００（９８０MPa）にもセルフタップ可能。耐遅れ破壊性能が良好です。

薄金属板用セルフタッピンねじ。締付け最大トルクを高くし、薄板締結で問題のねじの空転（ねじバカ）を解消。作業効率と安全性を追求したねじ。

ねじ先端部がおむすび形状（三角形）、首下胴部はほぼ円形状のねじ。おむすび形状によりねじ込みトルクを低減し、円形状により高い締付けトルクでの締結が可能。

樹脂材および金属材の締結に兼用できるセルフタッピンねじ。特殊なねじ部が広い適正トルク域を確保。様々な材質において作業条件の共通化を実現します。

ＡＤＣなどに代表される軟質金属へのセルフタップ時に起こりうる焼付き、凝着現象によるねじ浮きを防止。温度変化時の軟質金属材と鋼製おねじとの熱膨張係数が異なることから起こるゆるみの発生を抑制。